2023-1-2（月）

マヂカルラブリーの野田さんに恋焦がれている状態で目が覚める。わたしはすごく野田さんのことがすきなのに、野田さんは同じような視線は返してくれなくて、それがすごくさみしかった。これ初夢だ。スマホにメモをしてもう一度眠る。目を覚ますと、Twitterの下書きに「野田クリステル」をあった。おしい。

正月の天気はだいたい晴れていることをTwitterで知り外に出る。寺に初詣にいく。並んでいると、中央にモクモクと線香の煙が立っている、よくみるあのスポットがある（無教養なので名前がまったくわからない）。人々がありがたそうにけむりを頭からかぶる。風が吹いて、けむりがわたしに当たる。これでもご利益はあるのだろうか。ご利益はけむりを浴びにいく能動性に宿るのだろうか。参拝を終え、付近を散歩する。近くとはいえきたことない道を歩くのは、小旅行のような感覚になれるのがいい。コンビニの前でダンボールに入ったみかんとりんごと餅が売られている。練馬で見かけたことあって、東京でもあるんだと驚いたけど、杉並にもある景色なんだ。気分がいいので散歩を続ける。14時半をすぎると日が陰り寒さが増す。冬のあったかさなんて儚くてすぐになかったことにされてしまう。観測圏内でブックオフに行く人が多かったので、行ってみることにした。お正月なのに混んでいる。セールだから当然か。棚から気になる本を引き抜いていたらけっこうなボリュームになってしまった。こんなつもりはなかったのだけど。東畑開人『心はどこへ消えた？』『なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない』藤原新也『メメント・モリ』重延浩編『三宅一生 未来のデザインを語る』カルヴィーノ『むずかしい愛』宮崎夏次系『と、ある日のすごくふしぎ』を買う。