2022-12-10(土)

入眠障害途中覚醒早朝覚醒のフルコースで、見事な不眠症。ストレスからか口の中には口内炎だらけだ。でもがんばって起きる。朝から美容院を予約している。日記祭の準備でいちばん最初に思いついたことが美容院に行くことだった。もっとなんかあるやろ。

案の定美容院には遅刻した。ごめんなさい!と謝りつつ、美容師さんとは阿吽の呼吸で髪型を決める。伸ばしているので、揃えるだけになった。今日は忙しそうだからよかった。カラーを染めている間、いつも漫画を読んでいるのだけど「あの女子高の先生のやつが読みたいです」と言って、『女の園の星』をもらってきてもらう。カラー剤を塗ってもらっているときに思わず吹き出すと「それそんなにおもしろいんすね〜」ってアシスタントの男の子に笑われる。担当の美容師さんはほかの人を担当していて、先ほどのアシスタントの男の子にシャンプー台に連れていかれる。美容院で若い男の子に接客されるのが苦手だ。そしてこの子はなんかいいんだよな、困る。ささやかにタイプ。どうにかそれを思考の外においやって、頭にお湯を流される。頭を支えられて起き上がる瞬間にどきどきするのがいやだ。そのままドライヤーとセットも彼の仕事だった。いつもはここで担当さんに変わるのに。やわらかな西の方の方言。でも関西弁でもない。話の流れから彼が富山出身だと知る。美容師さんとの会話いつも困ってしまうけど、なんだか普通に話せた。見た目は非常に表参道の美容師さんなのに、素朴そうな話し方に自然と心が綻ぶ。友達ってどうやってつくればいいんですか、と聞かれたので、Tinderでつくったらいいんですよと答えた。あーそっかあー、やったことないからなあ、と眉毛を下げる。あやうく恋に落ちるほどかわいいな。こういうちょっとした恋をたくさん積み上げたい。

表参道でなんとか恋を回避して、原宿のユニクロでマルニコラボの靴下とニット帽を買う。この可愛さこの価格ほんとびびるな。その足でキンコーズに行き、明日の日記祭用のPOPを出力。日記本のデザイナーが神のような手さばきでつくりますよ〜と作ってくれた。神。このPOP、見ず知らずの人に見られるの恥ずかしすぎる。スタッフさんはこんなの見慣れているだろうけど、心なしか「?」マークを浮かべているような気がする。作業用スペースで断裁して帰宅。日記本ばか売れしたい。頭が痛くて眠れない。もう寝るのは諦めよう。