2022-12-26(月)

埒があかないので、適応障害の診断書をもらってきた。心療内科にいき「少し仕事を休みたいのですが」と伝えると「いつからですか」「病名はどうしますか」「いつ頃までにしますか」と聞かれて、わたしが答えた通りに診断書が発行された。これは診断といえるのだろうか。
お昼に近くの惣菜屋さんでコロッケとメンチカツとから揚げを買う。胃の調子が悪いので揚げ物は控えたほうがいいのだけれど、食べようが食べまいが胃が痛いことにかわりがないことがわかったので、気にしない。近所の公園にいくと幼児たちが遊んでいた。寒すぎず晴れていて心地がいい。ベンチに座って買ったばかりのコロッケを取り出す。こんなに安くて美味しいコロッケはほとんど慈善事業だ。その場でメンチカツも食べる。
家に帰って寝ていると、鶯谷の男性から「明日は会えない」と連絡がきていた。体調も悪いからちょうどいいかと思った。不審に思ったのが、やりとりの途中で既読がつかず返信が返ってきていたこと。おそらくトークを消したんだろうが、なぜ。こういう些細なことで終わるかもしれないなあと思ったりする。セックスを定期的するか、会わないかの二択の関係だから。
夕方、消化器内科の結果をもらいに行く。分かってはいるが異常はない。病院の帰りに、わたしはただいまの状況をストレスが原因だと言ってほしいだけなのだと思った。そんなの明らかなのに、どちらの医者も判断してくれない。そういうものなのかもしれないけど、こたえる。とりあえず休むことはできるようになったが、どうするか。
夜エルピスを見る。牛丼をうまそうにかっこむ長澤まさみをとらえる大根仁演出にしびれる。いてもたってもいられず牛丼屋に飛び込んで一杯の牛丼を食う。こんなうまかったのかよ、牛丼。適応障害の診断書もらった人間がやることじゃないけど、正しく生きても誰も救ってくれないしさ。