2023-2-1(水)

シャワーを浴びる。宇多田ヒカルBADモードをかける。アロマスプレーをする。ハーブティーを淹れる。彼女を自分の中から追いやるために。ああもうだめだ。おなかのあたりが重い。もういっしょにいたくない。ごめんもうなかよくできないかも。この気持ちぜんぶ忘れたい。ハーブティーを胃に入れる。わたしがだめだった。いやわたしはわたしのままで、だから受け入れられなかった。全身を尖らせて、その針がわたしにも刺さったままだ。わざとじゃないという免罪符。わたしが彼女を受け入れる理由がないよ。彼女が「このようにしか生きられない。しょうがない。めんどくさいよねごめん」そうキリキリ声をあげていた。わたしはいっしょにいるとき、存在を無視されているような気分だった。彼女が怒りや悲しみをぶつけられなかった者の代替として、わたしがいるようだった。彼女の不遇のはけ口されているだけだった。わたしになにを求めてるの?と聞いたら「わたしの話を否定しないで聞いてくれる、わたしを異常者扱いしないでくれる」と言われた。彼女のためにわたしが壁になる理由がもはや見つからない。彼女はわたしと対話をする気はない。自分が安心するために他人を利用してるだけだった。それを無意識的にやってしまっているのだ。本人に悪気がないのもわかる。わたしのことを好きなのもわかる。だけど、わたしにとってはもう気持ちが奪われるだけで、気力がなくなっていく。そのような関係はもう続けられない。